青梅市で葬儀をお考えの方へ
東京都青梅市は東京都の北西部に位置、「秩父多摩甲斐国立公園」の玄関口です。東京都でありながら山林・原野の広がる自然が豊かな地域となっています。交通の便は良く、東京・新宿・池袋への電車移動も苦になりません。
もちろん、東京のベッドタウンとして住宅地・商業施設も集まっています。隣接の羽村市にまたがった西東京工業団地は、工場や物流施設が集積、青梅市の経済を支えています。
東京都青梅市内には公営の火葬場「青梅市民斎場」が設置されています。青梅市民の場合、火葬料は無料です。火葬場の予約は市民斎場で24時間受け付けています。
斎場 | 青梅市火葬場 |
住所 | 東京都青梅市長淵5丁目743番地 |
アクセス |
・JR青梅線「青梅駅」→タクシー約10分
・JR青梅線「河辺駅」南口→バス「明星大学」行き→「明星大学入口」下車徒歩約8分 |
火葬時間帯 | 午前9時00分~午後2時30分(友引日および1月1日~1月3日を除く) |
区分 | 市民使用料 | 市民以外使用料 |
12歳以上 | 無料 | 80,000円 |
12歳未満 | 無料 | 50,000円 |
死産児(死胎を含む) | 無料 | 30,000円 |
改葬による遺骨(1回) | 無料 | 30,000円 |
身体の一部(1回) | 無料 | 30,000円 |
死亡届は親族や同居者、家主の他、地主や家屋管理人、土地管理人等が行っても構いません。
届出時間・期間 | 内容 |
届出時間 |
・月曜日~金曜日:8時30分~午後5時00分
・毎週木曜日:午前8時30分~午後8時00分
※土曜日・日曜日、祝日などの休日、年末年始(12月29日~翌年1月3日)を除く |
上記の時間以外 | 宿日直窓口にてお預かり |
届出期間 | 死亡の事実を知った日から7日以内に届け出 |
青梅市国民健康保険の被保険者の方が死亡した場合、申請により葬儀を行った方(喪主)へ葬祭費として5万円が支給されます。
葬祭費 | 5万円 |
申請窓口 | 保険年金課給付係 |
東京都青梅市には、その地域だけに根付いている独自の風習はあまり多くありません。葬儀内容も他の地域と大きく異なる部分は無いです。
ただし、わずかに「朝焼き」「逆さ臼」という風習が残る地域もあります。ここからは、東京都青梅市の葬儀の流れと風習について見ていきましょう。
東京都青梅市の葬儀の手順は、他の地域の葬儀とあまり変わりません。次のように儀式が執り行われます。
ご家族が病院で亡くなった場合、葬儀業者に葬儀を依頼すれば、ご自宅へご遺体が搬送してくれます。事前に葬儀業者と葬儀を打ち合わせしていたなら、予定通りに準備を進めていきます。
通夜式は概ね自宅で執り行われますが、自宅マンション・アパートの場合、搬送は控える傾向があります。自宅以外に搬送するなら、故人は葬儀会場の安置室等で安置され、そこで通夜が営まれます。
遺族は葬儀業者と共に会葬者を招き、葬儀・告別式を執り行います。通常はその後に火葬します。しかし、地域の風習に従いたい場合、夏場等を気温や天候を考慮し、前火葬するケースがあります。
また、最近は会食を省略することも多く、その場合は仕出し弁当等を式終了後に手渡すこととなります。その後、後飾りの祭壇にご遺骨や故人の位牌、遺影写真を飾った後、概ね四十九日法要のときお墓へ納骨を行います。
青梅市の一部の地域で葬儀当日の朝、火葬を行う「朝焼き」の風習が残っているところはあります。この朝焼きは葬儀の前に行われるので、前火葬で儀式が進みます。
朝焼きを行った場合、葬儀以降に参列する方々は焼骨前のご遺体と対面ができません。火葬の前の故人にお別れを言いたいなら、通夜または朝焼きに出席した方が良いでしょう。
昔から青梅市をはじめ多摩地域は自然が豊かな農村部のため、農機具に関係する風習ものわずかに残っています。それが「逆さ臼」と呼ばれる風習です。これは、火葬場から自宅へ戻る際、臼を逆さに置いてそれへ腰かけ、清め塩をする風習のことです。
一方、自宅で臼がない場合、臼の絵を描いた半紙を逆さにし、イスに貼り付けて代用しても構いません。
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