三鷹市で葬儀をお考えの方へ
三鷹市は、多摩地域の東部にある都市です。東京都のほぼ中央に位置しています。「水と緑の公園都市」というキャッチフレーズ通り、豊かな水と緑に囲まれた、美しい景観を誇ります。
「三鷹」の地名は、徳川将軍家の鷹狩りのための「鷹場」の村が集まっていたことに由来します。さらに三鷹は、太宰治や武者小路実篤などの多くの文豪が暮らした「文士の街」としても有名です。
都心へのアクセスもよく、ベッドタウンとしてとても人気の高い都市です。各地方からの人流も多いことから、昔ながらの葬儀風習やしきたりは薄れつつあります。
東京都三鷹市には、公営の火葬場はありません。公営の斎場を利用する場合は、近隣の「かわさき北部斎苑」を利用することが一般的です。あるいは、特定の葬儀社のもとで、葬儀~火葬までを一貫して執り行う「三鷹市市民葬儀」制度を利用する場合もあります。
【かわさき北部斎苑の基本情報】
斎場 | かわさき北部斎苑 |
住所 | 〒213-0033 川崎市高津区下作延6丁目18番1号 |
アクセス | JR南武線津田山駅 徒歩 7分 |
受付時間 | 午前9時から午後5時 |
休場日 | 友引の日・年始 など |
使用料(市内居住者) | 使用料(市外居住者) | |
12歳以上 | 6750円 | 60000円 |
12歳未満 | 4500円 | 30000円 |
死産児 | 2250円 | 15000円 |
死亡届等の手続に関しては、三鷹市の市役所市民部市民課で受け付けています。
住所 |
〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号
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受付時間 |
平日:午前8時30分から午後5時まで |
東京都三鷹市では、国民健康保険の被保険者が亡くなった場合、葬祭を行った方に葬祭費5万円が支給されます。
葬祭費 | 5万円 |
申請窓口 | 市役所市民部保険課 |
申請期間 | 葬祭を行った翌日から2年以内 |
三鷹市は東京都有数のベッドタウンとして発展しており、日本全国からたくさんの人が集まります。そのため、地域独自の葬儀風習や文化は廃れつつあり、伝統的なしきたりに則った葬儀は、極めて少なくなりました。
近年は全国的な葬儀の簡略化の傾向から、三鷹市でも、家族葬や一日葬などの小規模な葬儀が普及しています。
三鷹市の葬儀は、一般的な葬儀と同様に「後火葬」が主流です。葬儀は「通夜・告別式・火葬」の順番で執り行われます。通夜後には通夜振る舞いがおこなわれることが多く、一般参列者も招かれます。
三鷹市に限らず、関東圏では、通夜後の「通夜振る舞い」には、一般参列者も招くことが一般的です。反対に関西では通夜振る舞いは身内だけで行うことが多いため、関西出身の参列者の方は、注意しましょう。
なぜなら、関東圏では、通夜振る舞いには故人の供養の意味があるからです。そのため、たとえ遠慮であっても、通夜振る舞いの誘いを断るのはマナー違反とされています。
招かれた場合は、短時間でよいので参加するようにしましょう。同じく、ふるまわれた料理や酒には、少しでも口をつけるのがマナーです。
一般的に、葬儀は、「通夜はしめやかに、告別式は盛大に」執り行います。しかし三鷹市をはじめ、首都圏では、反対の傾向が見られます。
その背景には、大都市ならではの事情があります。とくに平日の葬儀の場合、一般参列者は、スケジュールの関係上、昼間の告別式に参列できない方もいます。かわりに、終業後に足を運びやすい、通夜にのみ参列するという場合が多いのです。
そのため、一般参列者の数は、告別式よりも通夜のほうが多くなります。喪主や遺族は、通夜の返礼品や会葬礼状を余裕をもって準備したほうがよいでしょう。
三鷹市を含む多摩地域の一部では、「逆さ臼」のしきたりが残ります。火葬後、遺族は逆さにした臼に座って清め塩をおこなうというものです。臼がない場合は、絵にかいた臼で代用します。
三鷹市をはじめとする首都圏では、葬祭場や火葬場の予約が取りづらくなっています。場合によっては、逝去から葬儀・火葬まで数日間の間を置くこともあります。
この場合、初七日は葬儀後に延長されます。このように、初七日が日延べされることを「繰り下げ初七日」と呼びます。
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