羽生市で葬儀をお考えの方へ
羽生市は、埼玉県の北東部に位置しており、人口は約5万人の都市です。青縞(あおじま)と呼ばれる藍染物の伝統工芸品が有名で、現在も衣料の街として栄えています。近年は農業だけでなく、土地区画整理事業により地域の活性化が進んでいます。
羽生市の特産品といえば、「モロヘイヤ」「地ビール」「いがまんじゅう」などが挙げられます。また、「藍染」「葛西提羽生さくらまつり」「世界キャラクターさみっとin羽生」などの伝統文化も盛んです。
葬儀に関しては、埼玉県の一部地域では参列者が死装束を身に付けたり、通夜の際に渡す香典に紅白の水引を掛けた香典袋を用いたりするなどの風習があります。その他、埼玉県全体として地域ならではの葬儀の特徴もみられます。
埼玉県羽生市では、「羽生市斎場」で火葬を行うことが可能です。
斎場 | 羽生市斎場 |
住所 | 〒348-0052 埼玉県羽生市東3-42-2 |
アクセス | 東武伊勢崎線「羽生駅」より2km/車で8分 |
受付時間 | 午前8時30分〜午後5時まで |
火葬料金 | ||
---|---|---|
種別 | 羽生市民 | 羽生市民外 |
大人 | 3,000円 | 45,000円 |
15歳未満(改葬を含む) | 2,000円 | 30,000円 |
死胎 | 1,000円 | 15,000円 |
死亡届等の手続きに関しては、羽生市の市役所にて、平日午前8時30分から午後5時15分まで受け付けています。
住所 | 〒348-8601 埼玉県羽生市東6丁目15番地 |
アクセス | 「羽生駅」より徒歩17分 |
死亡届 | 市民生活課 |
※届出は、届出人が死亡の事実を知った日より7日以内に提出してください。
埼玉県羽生市では後期高齢者医療の被保険者が死亡された場合、必要書類を提示して申請を行うことで、葬祭費として50,000円が支給されます。
葬祭費 | 50,000円 |
---|---|
申請窓口 |
市民福祉部 国保年金課 |
※申請は、葬祭を行った翌日より2年以内に行ってください。
ここからは、埼玉県羽生市の葬儀の流れや風習について見ていきましょう。
羽生市を含む埼玉県では、通夜・葬儀・告別式の後で火葬を執り行う「後火葬」が主流です。葬儀の一通りの流れや手順としては、一般的な葬儀とさほど変わりはありません。ただし、川越市などの地域では「前火葬」が多いため、心配な場合は地域の葬儀社に確認しましょう。
また近年、都市部を中心として葬儀の形式が省略されてきており、葬儀当日に繰り上げの初七日法要を行なったり、「即日返し」という通夜・葬儀の際に香典返しを済ませたりするケースが増えています。高額の香典に関しては、忌明け後に改めて香典返しの品を贈ることが多いです。
羽生市のような埼玉県の北部では、葬儀の際に参列者が故人の死装束を身にまとう風習があります。これをする理由としては、「三途の川までは一緒に行きますが、そこから先へは1人で旅立ってくださいね。」という意味合いが込められています。
また、この役割は主に参列者の男性が行い、三角の白布が配られたり金剛杖が配られたりします。これらの配られたものを身に付け、式に参列します。
埼玉県に限らず、関東地域では通夜の参列者に「通夜振る舞い」を行うことが多いです。通夜振る舞いとは、通夜終了後に僧侶や参列者を別室に招いて、故人と最後の食事を行う習慣のことです。故人の供養のために行う風習なため、通夜振る舞いを出された場合は遠慮せずに箸をつけましょう。
ただし、地域によっては通夜振る舞いを行わないところもあります。その場合、焼香が済んだ人から別室へ移動し、軽食やお酒をいただきます。
通夜振る舞いの際は、以下のようなマナーに気を付けてください。