熊本県熊本市の東部に位置する東区は、総人口約19万人を有し、熊本市の行政区内で最も人口が多い地域です。生活に必要な商業施設や学校、医療機関なども充実しているだけでなく、白川、加勢川、江津湖、熊本市動植物園などの豊かな自然にも恵まれています。
またJR豊肥本線や熊本市電が区内を走り、路線バスも多いため、どこへいくのにもアクセスが良い点も魅力です。
昔から地域で見られる葬儀に関するしきたりや風習は今でもありますが、最近の葬儀形式の変化などにより、省略されることも多くなってきました。
熊本県熊本市東区で火葬を行う場合、区内の公営火葬場「熊本市斎場」が利用できます。
斎場: | 熊本市斎場 |
住所: | 熊本県熊本市東区戸島町796番地 |
受付時間: | 午前9時~午後5時 |
アクセス: |
【電車の場合】豊肥本線「光の森駅」から6.2km、阿蘇高原線「三里木駅」から15km 【バスの場合】熊本交通センター発「熊本リハビリテーション病院行き」のバスに乗車し、「中原(空港)バス停」より徒歩約10分 【自動車の場合】熊本市役所から約35分、保田窪からは約10分 |
火葬料金: | 市民 | 市民以外 |
12歳以上 | 6,000円 | 36,000円 |
12歳未満 | 4,000円 | 24,000円 |
死胎児 | 2,000円 | 12,000円 |
改葬による人骨 | 2,000円 | 12,000円 |
その他(産汚物、妊娠4月未満の死産児または人体の一部) |
1,000円 | 6,000円 |
熊本市東区で死亡届を提出する際は、東区役所の区民課で手続きを行います。平日は午後17時15分まで受付が可能です。
受付窓口: | 東区役所 区民課 | |
窓口開設時間: | 平日 | 午前8時30分~午後17時15分 |
(祝日・休日、12月29日~翌年1月3日は閉庁) |
熊本県熊本市東区で、国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入している方が亡くなった場合、葬儀を行った喪主または施主に対して葬祭費が支給されます。
給付金額: | 2万円 |
申請窓口: |
東区役所 区民課 (各総合出張所でも受付が可能です) |
受付時間: |
午前8時30分~午後5時15分 |
休日: |
土・日曜日、祝日、12月29日から1月3日 |
必要なもの: |
・葬祭執行が確認できるもの(会葬礼状や領収書の写しなど) ・故人の国民健康保険証 ・葬儀を行った方の印鑑 ・葬儀を行った方の銀行口座番号が確認できるもの |
葬儀は行われる形式によってはもちろん、地域のしきたりや風習によっても違いがあります。熊本県熊本市東区で行われる葬儀のおおまかな流れや、葬儀に関するしきたり・風習についても見ていきましょう。
近年では従来の葬儀形式に代わり、家族葬や一日葬などの簡素化された葬儀が主流になってきましたが、大まかな流れは全国でも一般的とされているものと大きな相違はありません。
まず納棺から始まり、通夜式を済ませ、翌日に葬儀・告別式を行った後、火葬と収骨を終えて故人とお別れをします。
暦には「六曜」と呼ばれる注歴が記載されていて、昔から毎日の吉凶を占う指標とされてきました。友引はその中の一つで、弔事では縁起が悪いとされています。
本来、友引は「供に引き分ける」という意味でしたが、いつしか「友を引く」と考えられるようになり、葬儀を行う際は友引の日が避けられるようになりました。
しかし熊本市東区を含む熊本県では、友引でも葬儀を行います。その理由には、友引は迷信で仏教とは因果関係がないとする浄土真宗の信者が多いことがあげられます。また他の地域の火葬場は友引に当たる日は定休日になっているところが多いなか、熊本県では通常通りに火葬を行うことが可能です。
熊本市東区では「前火葬」が行われることがあります。前火葬は葬儀の前に火葬を行うもので、熊本市東区以外の地域でも行われていますが、全国的には葬儀後に火葬を行う「後火葬」が一般的とされています。
故人に一目会ってから最後のお別れをしたいという方は、どちらの火葬形式で葬儀が行われるのかを事前に確認しておくと良いでしょう。