葬儀社を手配するときのタイミングは?選び方や費用について解説

公開日 : 2020/6/17

更新日 : 2020/9/10

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葬儀を執り行うのは人生において、何度もあるものではありません。もちろん葬儀に慣れていない方がほとんどだと思います。納得のできる葬儀を行うために、葬儀社を正しく選ぶのは非常に重要です。ここでは、葬儀社を手配するときのタイミングや選び方について紹介を致します。

公開日 : 2020/6/17

更新日 : 2020/9/10

目次

葬儀社の種類とは?

葬儀社を選ぶときに考える必要性があるのが、葬儀の規模と種類です。大勢の方が参列に来られるのか、親戚や少数の知人だけで葬儀をするのかで、葬儀社の選び方は変わってきます。

 

ここでは葬儀社の種類はどのようなものがあるのかを詳しく説明致しますので、選ぶ際の参考にしてください。

専門の葬儀社

専門葬儀社は、その名の通り葬儀を専門とする会社です。一般的に宗教に関係なく専門葬儀社は存在します。自社の葬儀会館を持っている大手の会社もあったり、公営式場を得意とする地元密着型の葬儀社など、多種多様な葬儀社があります。

 

家族葬や直葬を専門に取り扱う葬儀社が、最近は増えております。

葬祭業の関連会社

専門葬儀社だけではなく、葬祭業の関連会社が葬儀を行うケースもあります。葬儀社自体があまりメジャーではない時代から、地域に根ざしてお葬式を行ってきた長い歴史があります。

 

地元のお葬式事情に詳しく、相談のみでも受付を行っているので地元で葬儀についてのルールや習わしが分からない方は、気軽に相談をしてみましょう。また関連会社の多くは仏壇屋、墓石屋、生花屋などが多く取り扱っています。

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冠婚葬祭互助会

冠婚葬祭互助会は、月々一定額の掛け金を支払うことで葬儀を含む冠婚葬祭に関するサービスを受けることが可能です。

 

ただし葬儀に伴い現金を受け取れるわけではなく、葬儀そのものを行えることが特徴です。さらにお葬式だけではなく、子どもの結婚式や孫の七五三、成人式にもサービスは適用されます。

 

注意していただきたいのは、オプションには別途費用が発生するため、しっかりと内容を確認したうえで契約をするようにしましょう。

共済について

共済は、組合員に登録し一定額の共済掛金を支払うことで葬儀費用を葬式時に受け取れる物です。また掛け金によって受け取れる葬儀費用は変わってきます。

 

互助会のように月々の支払ではなく、1回払いのみで支払いが済むところもポイントです。さらに式場・生け花屋・仏壇屋で割引を受けられるという特典も付いていることがあります。

 

互助会と同じく共済も民間の営利団体であるため、契約内容は必ず確認するようにしましょう。

異業種の葬儀社とは

葬儀を行うために必要な資格や許認可がないので、鉄道やホテルなどの葬儀社とは関わり合いが少ない業種からも参入している葬儀社もあります。最近は結婚式を取り扱っている、ブライダル業が参入しており葬儀の種類が多様化しています。

 

このように他業種の葬儀社は、元からある葬儀社とはプランや費用が大きく違うのも特徴です。ホテルや鉄道などを普段利用している場合は、優待やキャンペーン、割引などの特典があるので、前もって調べておくようにしましょう。

葬儀社を決めるタイミングとは?

葬儀社には多くの種類があるので、選択肢は増えて選び方にも幅が生まれます。ここではどんなタイミングで葬儀社を決めるのかが問題です。

 

良く分からないからといって、焦って決断すると思っていたような葬儀が出来ずに後悔することもあります。ですので、葬儀社を決めるタイミングというのは非常に重要です。葬儀社を決めるタイミングはさまざまなケースがあるので、ぜひ覚えておきましょう。

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遺体を安置してから決める

一般的には自宅でも病院で亡くなった場合でも、遺体を安置してから決めます。しかし、病院の霊安室に遺体を安置するのは半日ほどだけであるため、最終的には自宅や施設へ遺体を搬送する必要があります。

 

搬送波病院では行わないため、専用車がある葬儀社へ任せることが覆いです。多くの場合は、病院ごとに決まっている葬儀社がいるので、自宅への搬送を請け負っています。

 

ただ搬送をしてくれた葬儀社にお葬式を依頼する必要性は一切ありません。葬儀社はすでに決まっていることを伝えて、見積のみを依頼して保留をしておくのも良いでしょう。遺体の安置を済ませてから、信頼できる葬儀社なのかを調べるのをおすすめします。

生前に葬儀の契約をする

葬儀社と契約をするのは故人が亡くなった後が一般的ですが、最近では生前に葬儀社と事前に契約をしておくことが可能です。その際は、葬儀社の担当と話をして葬儀形式をじっくりと決めて、しっかりと葬儀を執り行えるようにしておきましょう。

 

費用に関しては先払いをするケースが多いのですが、信託会社が間に入る場合が多いので万が一葬儀社が倒産しても全額保証されるのは大きなポイントの一つです。

 

また後払いをする場合は、大まかな予算を決めておくと後ほどトラブルが起きる可能性も少なくなります。危篤状態になってから、お葬式のことで周囲と揉め事が起きるのは案外多いようです。

 

本人が家族葬を希望していても、親戚や会社関係の配慮が問題になるケースがあります。残された大切な時間を穏やかに過ごせるように、自身で契約をしておくこともおすすめします。

葬儀社の選び方とは?

葬儀の種類や選ぶタイミングが分かったところで、今度は葬儀社の選び方についてポイントを説明しましょう。葬儀社の選び方は、費用・担当者・支払い方法や期日についてを重視しましょう。

 

費用が安かったとしても、担当者と話が合わなければ満足のいく葬儀をするのは難しいです。逆に担当者が良くても予算がオーバーになってしまうと元も子もありません。支払忌実に関しては、柔軟に対応してくれるかは非常に重要です。

葬儀費用が明確かどうか

葬儀社を選ぶときに、葬儀費用の料金体系が明確かどうかは重要です。不親切な葬儀社は、最初に言われていなかったオプションを後から言われ、追加料金が増えていくケースもあります。

 

この場合は基本的な知識をおおまかに覚えておくと、費用の予算も立てやすいです。

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葬儀費用の項目とは

葬儀の費用項目は、会場の準備や遺体を納める棺、祭壇関係、火葬場など多様にあります。葬儀社の選び方として、費用項目が適切かどうかのチェックは重要ポイントなので、参考にしてください。

葬儀一式の費用とは

葬儀を行うときに必要費用は、約200万円程度が一般的とされています。

 

葬儀一式の費用は、「祭壇・式場設営」「棺・棺布団・防水シーツ・骨壺・仏衣・枕の飾り一式・遺影・ドライアイスなど」「照明設備・放送器具・焼香器具・受付用具」「死亡届・火葬場手続き代行」「寝台車・霊柩車」です。

 

これらで合計120万円ほど掛かってきます。ここでは大まかな費用の内訳について紹介を致します。重要な部分ですので、必ず目を通しておきましょう

祭壇・式場設営

式場の利用料や祭壇の費用は、約30万円から120万円ほどかかります。これらの料金は葬儀の費用によって大きく変動します。葬儀社に人件費やお花の費用も含まれているか事前に確認をしましょう。

棺・棺布団・防水シーツ・骨壺・仏衣・枕飾り一式・遺影・ドライアイス

遺体を納棺するために必要な一式です。棺のグレードによって費用が変わりますが、大体5万円以上が相場です。ドライアイスは遺体が傷まないように使用します。遺影の写真は遺族が用意しますが、写真を大きいサイズに伸ばして額に飾る作業も必要です。

照明設備・放送器具・焼香器具・受付用具

大きい会場なら照明設備はもちろんのこと、司会者が使用するマイクと音楽を流すスピーカーを使用します。大人数でも対処が可能なように、焼香具や受付用具も必要です。斎場使用料に含まれていることは多いのですが、念のため確認をしておきましょう。

死亡届・火葬場手続き代行

死亡届を提出して火葬許可証を受け取り、火葬場の手続きが必要です。一般的に家族が行いますが、葬儀社が代行してくれるケースも増えています。書類発行には3000円ほどかかり、葬儀社には別途代行手数料が必要です。

寝台車・霊柩車

病院から自宅への移動、または自宅から斎場へ移動する場合は寝台車を利用するのが一般的です。葬儀が終わり斎場から火葬場へ移動する場合は、霊柩車を利用します。

 

寝台車や霊柩車は使用規則の始動もあるため、両方とも合わせて2万円ほどが相場です。タクシーと同じように、一定の走行距離を超えると料金は加算される形式です。

その他の費用項目

上記で説明をした項目以外にも費用は発生します。例えば、「飲食接待費」「返礼品」「寺院へのお布施」です。飲食接待費は通夜振る舞いなどの会食時に必要な費用です。人数によって変わりますが、平均的な相場は約50万円とされてます。

 

返礼品の費用は会葬者の人数により変わります。返礼品の相場は500円から2000円×会葬者の人数です。寺院への御礼は、約50万円ほどの費用が掛かります。お布施に関しては、宗派や地域によって変わるため前もって聞いておくと良いでしょう。

 

葬儀の費用は、莫大な金額が掛かってきますので葬儀社に予算を伝えてしっかりと検討することが大事です。大切な方がお亡くなりになってから準備をすると、精神的にも大変なので事前の準備は重要です。

葬儀社は費用とプラン内容のバランスを考えて決める

葬儀はさまざまなプランを打ち出されています。葬儀が多様化することで、葬儀社も多様化しています。この記事を読めば、どのような葬儀社を選んでいけばよいのか分かるでしょう。これからどんな葬儀を行うのか、じっくりと考えて決めていきましょう。