女性が葬儀に参列するときの正しい服装マナーについて徹底解説

公開日 : 2020/6/15

更新日 : 2020/9/8

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女性は男性よりも服装マナーで気を付けなければいけないことが多くあります。基本的なマナーを学ぶことによって、慌てることなく準備することができます。喪服にも種類があり、シーンに合ったものを着用しないといけないため、正しい服装マナーについてまとめました。

公開日 : 2020/6/15

更新日 : 2020/9/8

目次

葬儀に参列するときの喪服の種類

喪服には色々な種類があるため、どれを着て参列しなければいけないのか確認することが大切です。まずは喪服の種類を学びましょう。

正喪服とは

正喪服を着るのは、故人の親族や喪主を務める方です。和服の場合は、黒無地で染め抜き五つ紋付を着用し、洋服の場合はブラックフォーマルを着用します。お通夜では正喪服を着る必要はなく、準喪服や略喪服で大丈夫のため、和装は着なくても大丈夫です。

 

喪服の中でも正喪服は、最も格式が高いもので、告別式や一周忌までの法要で着用します。正喪服に洋服を選ぶ場合、パンツスーツは正喪服の種類に入らないため着用しないでください。年齢によっても正喪服のデザインが異なってくるため、見合ったものを着用しましょう。

準喪服とは

お通夜・葬儀・告別式・一周忌で着用することができる喪服で、葬儀に参列する方が着用します。喪服の中で最も着る機会が多く、前もって準備しておくと便利です。近年、故人の親族や喪主も準喪服を着ることが増えてきています。

 

準喪服を着るときの注意点は、正喪服よりも格下の装いになるようにまとめることが大切です。喪服のデザインも流行りを取り入れることができ、堅苦しくない服装にすることができます。

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略喪服とは

喪服の格式では一番下の喪服で、お通夜や法要の時に着る機会が多いです。葬儀の案内が来た時に「平服」と記載されている場合は、略喪服を着用するのがマナーのため喪服の種類に気を付けて参列しましょう。

 

略喪服は、正喪服や略喪服よりも自由度が高くなり手持ちの洋服でも代用することができる場合があります。しかし、葬儀に参列するときの基本的な服装のマナーは必ず守らないといけないため気を付けてください。

葬儀に参列するときの正しい服装のマナー

女性が葬儀に参列するときに正しい服装のマナーを細かくご紹介します。気を付けるべきポイントをチェックして、準備してみましょう。

ワンピースやアンサンブルを選ぶ

女性が葬儀で着用する喪服は基本的にワンピースやアンサンブルです。無地の黒を選び、光沢のないデザインを選びましょう。装飾もできるだけついていないもので、シンプルなデザインを選ぶと長く使うことができるので購入するときに気を付けてください。

 

女性はワンピースやアンサンブルを着用するときに、スカートの丈にも気を付けることが大切です。正座をしてもひざが隠れるような長さになるか試着して確認してください。この他にも、袖の長さにも気を付けなければいけません。

 

夏であっても長袖または七分丈のワンピースやアンサンブルにすることが大切です。肌の露出を避けなければ、服装のマナー違反になってしまうためオールシーズン使える喪服を選ぶようにしてください。パンツスーツは準喪服や略喪服で着用することができます。

ストッキングの種類

葬儀で喪服を着る際、女性はストッキングを必ず着用しなければいけません。ストッキングのカラーは黒の無地でおしゃれなデザインのストッキングを履かないように気を付けましょう。お通夜の席であればベージュのストッキングはマナー違反になりません。

 

冬の葬儀の場合、ストッキングは寒いためタイツを着用したい方もいますが、葬儀では望ましくありません。しかし、寒い地域では着用しても容認されていることも多く、地域の風習に従いましょう。

 

タイツをもし履く場合であっても、黒の無地が無難で編み模様の目立たない無地でカジュアルなデザインは避けてください。

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インナーや靴は色に気を付ける

喪服を着るときは基本的に黒で統一します。そのため、喪服のインナーで白シャツはマナー違反となるため黒のインナーを着用しましょう。インナーの素材は、光沢があるものはマナー違反となるためシルクやウールの生地を選ばないようにしてください。

 

また、インナーにシャツを選択する方は開襟タイプのシャツも避け、肌の露出が少ないデザインを選ばないといけません。逆に、肌の露出を減らすことができるタートルネックはカジュアルな印象を与えてしまうため葬儀の服装には向いていません。

 

もインナーと同様のことで、黒を選びますが光沢や装飾がないシンプルなものを選ばないといけません。エナメルや革は葬儀に向いていない素材で、殺生を想像させるヒョウ柄やスウェードもマナー違反です。ヒールは太めで3cmから5cmのものを選びましょう。

女性が葬儀に参列する時の持ち物

女性は葬儀に参列する時に、持ち物にも気を付けることが大切です。基本的な持ち物をまとめましたので、チェックしてみてください。

葬儀に適しているアクセサリー

女性は男性と異なりアクセサリーを付ける方が多いです。葬儀にアクセサリーを付ける場合、パールのネックレスを付けることができます。涙を連想させる宝石のため、パールで一連のネックレスは大丈夫ですが、二連はマナー違反となるため気を付けましょう。

 

葬儀の場では二度と同じことが起こらないという意味から二連はふさわしくありません。ネックレスもピアスもシンプルなパールのアクセサリーでまとめるのがおすすめです。この他にアクセサリーを身に着けることができるのは結婚指輪のみです。

 

しかし、結婚指輪でもゴールドやダイヤが入っているものはマナー違反です。ハーフエタニティの結婚指輪も指輪の半分にダイヤなどが施されているため、葬儀に参列する際は外していくのをおすすめします。

バッグの大きさや色

女性は葬儀に参列する際に、バッグを持ちますが布製の黒無地を選んでください。エナメル素材は光沢があり、葬儀にふさわしくありません。また、金具や装飾も控えめのデザインがふさわしく、冠婚葬祭でリバーシブルなどに使えるものを選ぶとコスパが高いです。

 

大きさもハンドバッグと小ぶりを選ぶのが基本です。バッグの中には、お財布・ハンカチ・数珠・香典をいれた袱紗だけでいいため、持ち物は最小限にまとめて葬儀に参列してください。

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親族の葬儀はエプロンも必要

親族の葬儀に参列する場合、台所のお手伝いをすることが多いです。そのため、エプロンも持参しなければいけないことがあるため、地域の風習や葬儀の内容を事前に確認しておくようにしましょう。

葬儀で女性が気を付けなければいけないこと

女性は服装以外にも葬儀に参列するときに気を付けなければいけないことがあります。葬儀に参列する予定がある方は、チェックしてみてください。

ナチュラルメイクで参列

女性が葬儀に参列する時は、ナチュラルメイクを心がけましょう。特に若い方はアイメイクやチークも普段より抑えて、ナチュラルにまとめることがおすすめです。できるだけ自然なメイクが必要ですが、ナチュラルメイクはノーメイクではありません。

 

外に出かけるときに、女性はノーメイクだとマナー違反になるため、ファンデーションやリップだけでも必ずメイクはしてください。

ネイルオフが基本

急な訃報でネイルを落とす時間がなかった方は、葬儀に参列する時にどうすればよいか悩む方が多いです。派手なネイルアートやつけ爪はマナー違反となるため、ネイルオフして参列しなければいけません。

 

すぐにネイルオフをすることができればよいですが、ジェルネイルだとサロンにいかないと落とすことができません。その時の対処法はネイルの上にベージュのマニキュアを塗ってできるだけ自然の爪に近づけることです。

 

どうしてもネイルの対処が無理な場合は、黒い手袋をして葬儀に参列することも可能です。お焼香や食事の時は黒い手袋を外さないといけませんので基本的な作法は守りましょう。

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葬儀に適した髪型について

女性はショートヘアからロングヘアまで様々なヘアスタイルがあります。葬儀に参列する際は、清潔感を意識することが大切です。ショートヘアの方であれば、そのままでも大丈夫ですがロングヘアの方はまとめ髪にするのがおすすめです。

 

耳よりも下の部分に髪をまとめると落ち着きがあり、葬儀に適した髪型でおすすめです。ヘアアクセサリーを取り入れる場合は、黒で統一し装飾や光沢がなく、シンプルなものを使いましょう。

女性が喪服を購入できる場所

女性は男性よりも様々なお店で喪服を購入することができます。お店に足を運んで喪服を選ぶ時間がない方の場合、通販で購入したりレンタルをすることが可能です。お金をかけずに喪服を準備する場合は、しまむらで購入することもできます。

 

略喪服であればユニクロでもパンツスーツを揃えることも可能ですが、カジュアルすぎるデザインが多いためおすすめできません。喪服をその都度、年齢に合ったものを用意するより品質のよいものを購入して長く使えるようにした方がコスパが高いです。

 

急な訃報で喪服がない場合は、イオンなどスーパーでも購入することが可能です。専門店よりは比較的安く購入することができます。長く使うことを考えて喪服を選んでみてください。

正しい服装マナーで葬儀に参列しよう

女性が葬儀に参列する時に気を付けるポイントは多くあります。男性よりも細かいところに気を配らないといけないため、不安なことがあることは必ずチェックをしましょう。そして、喪服がないと焦らないためにも事前に用意しておくことも大切です。

 

年齢に合ったデザインの喪服を選び、持ち物に気を付けて正しい服装で葬儀に参列できるように準備して置いてください。