訃報とは?訃報の意味と出すタイミングや伝え方についてご紹介します

公開日 : 2020/6/14

更新日 : 2020/9/10

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訃報は人との関わり合いの中で避けては通れないものです。しかし訃報を出したり聞いたする場合にどう対応したらいいか悩んでしまうこともあるでしょう。ここでは訃報について、そのいみや出すタイミングや伝え方などをお伝えしていきます。

公開日 : 2020/6/14

更新日 : 2020/9/10

目次

訃報とは

訃報とは、誰かが亡くなったことを知らせることです。新聞のお悔やみ欄が一番わかりやすいでしょうか。新聞や電話、FAXなど様々な伝達方法がありますが、亡くなったことを伝えていればそれは全て訃報です。

 

また訃報は亡くなった人物の事だけではなく、お葬式の日程や場所、喪主の名前などと共に知らされることが多いです。これは亡くなったと同時に弔問をしたいと考える参列者のための配慮です。

 

地域によっては訃報を伝える場合に、宗教や住所、年齢を共に伝えることになっている場所もあり、地域の風習は近隣の有力者や地元の葬儀社に聞くとよいでしょう。

訃報を出すタイミング

訃報を出すタイミングは決められてはいません。しかしできるだけ早く出すのがよいでしょう。何故なら訃報を聞いて、参列をする人は準備をしたり、供花の手配をしたり、弔電の手配をしたりするからです。

 

お葬式は基本的に亡くなってから数日のうちに行われます。訃報が遅いと供花等の手配が間に合わなかったりしますので、相手の事を考えてできるだけ早く伝えるのが良いのです。主に下記の二つの時点で訃報は出されます。

死去した時

訃報をだす一つのタイミングは死去してすぐです。亡くなったという事実だけを知らせるため、この時には主に臨終に間に合わなかった人、つまり近しい身内や仲の良い友人関係など非常に関係が近しい人に知らせます。

 

この時に訃報を伝えた人には、お葬式の日時が決まった時点で再度連絡を入れます。

 

葬儀の日程が決まった時

お葬式の日程が決まった時には、訃報を知らせる人すべてに連絡をします。現在は訃報をお葬式が終わった後にする場合も有りますが、基本的にはお葬式の前に訃報を知らせます。このタイミングには理由があります。

 

その理由とは、お葬式がやり直しがきかないものだからです。あとから訃報を聞いた人には「どうして早く知らせなかった」「お葬式に行きたかった」「最後に顔を見たかった」という人もいる可能性があります。

 

お葬式が終わっているとそのような思いに応えることができず、トラブルになりかねません。会葬を辞退する場合でも、後からよりはお葬式の前が望ましいです。

訃報の伝え方

訃報の伝え方には、電話・メールやFAX、新聞の訃報蘭などがあります。それぞれに訃報を伝える側との関係性や利便性で向き不向きがありますので、詳しく見ていきましょう。また訃報を伝えるにはその内容も重要です。

 

何を確実に伝えるべきかもお伝えしていきます。

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訃報を伝える方法

訃報を伝える方法に決まりはありませんが、おおよそ電話やメール、FAXが主流です。現在ではLINEなどの連絡アプリを使っている人もいます。訃報はいち早く正確に伝えることが重要なのです。

 

電話

電話は最も早くもっとスマートに訃報を伝えられますので、親族や仲の良い友人・知人など直接知らせるべき人に対して使われます。ただ電話は一度に多数の人に伝えることができません。

 

そのため訃報を伝えるだけに多くの時間を使ってしまうので、知らせるべき人が多い場合は、親族や知り合いの信頼できる人に代理で他の人へ訃報を知らせてもらう方法もあります。

 

また電話は会話の中で聞き取れなかったり、聞き間違いをする可能性が大きいです。特にお葬式の日程などは間違えると大変ですので、電話だけではなくメールやFAXなどと合わせて訃報を伝えるのも良い方法です。

メール・FAX

メールやFAXは会社関係のやり取りによく使われます。会社は社員の家族が亡くなった際には弔電や供花などを手配する必要があり、電話だけでは心許ないためです。社員が忌引き休暇を取得する際の会社の資料として残す意味合いもあります。

 

訃報の用紙は葬儀社からもらうことができます。

新聞の訃報欄

新聞の訃報欄に訃報をのせて伝えることもできます。新聞の訃報欄は不特定多数の人に伝えたい場合、つまり交友関係が広い時に便利な方法です。新聞を取る家庭が少なくなったといえ、お葬式に関係する世代はまだ新聞を読む人が多いからです。

 

新聞の訃報欄に訃報をのせるには費用が掛かりますが、多くの人に一斉に伝えられる点では非常に便利です。

訃報で伝えるべきこと

訃報で伝えるのは、まず誰が亡くなったかです。その次にお葬式の日程と場所を伝えます。訃報を受ける側は、誰が亡くなったのか、お葬式はどうするのかの情報で、自分がするべきことがわかるからです。

 

訃報を受けた側は、弔電を送るのか、供花供物を出すのか、通夜や葬儀に参列をするのか、香典を包むのかなど訃報から判断をしていきます。訃報でこれらの情報が無いと、訃報を受けた側は判断ができなくなってしまうので、気を付けたいところです。

供花供物・香典・会葬辞退も共に伝える

訃報を出す時に、お葬式で供花供物や香典、会葬などを辞退する場合はその旨も共に伝えましょう。先ほど述べたように訃報を受けた側は様々な準備がありますので、情報があると助かるからです。

 

例えば香典辞退を伝えておけば、香典を包んで持ってくる会葬者の行為を無駄にせずに済みます。さらに会葬を辞退しているのに伝えていないと、会葬者が来てしまうこともあります。

訃報を受けた場合

訃報を受けた場合には、まずお悔やみの言葉を述べましょう。電話であれば「ご愁傷様でございました」「お悔やみ申し上げます」と故人を悼み、遺族の気持ちに寄り添います。メールも返信する際は、お悔やみの言葉から始めましょう。

 

ただし、メールやFAX、新聞で訃報を伝えられた場合に、お悔やみを述べようとわざわざ遺族に電話をすることは避けます。遺族は大切な人を亡くした悲しみの中で、お葬式の準備に追われています。忙しい中での電話は負担になりかねません。

 

その際には、電話ではなくお葬式に会葬した時にお悔やみを述べましょう。お葬式に会葬しない場合には、お葬式が終わってから3日以上開けて電話でお悔やみを述べるとよいです。お葬式の直後は遺族もまだ落ち着かれていませんので、配慮が必要です。

訃報について

訃報は、自分に関わりのある誰かの人生が終わったことを知らせる大切なお知らせです。伝え方は電話の他に、メールやFAX、そして新聞という方法がありますが、今でも電話が主流です。

 

しかし電話は間違いが起きる可能性が最も高い方法でもありますので、メールやFAXと併用して使うとよいでしょう。そして訃報は誰が亡くなったのか、お葬式をいつどこで行うのかをしっかりと伝えることが重要です。