オンライン葬儀の手順|離れた場所からでも参列できる葬儀とは

公開日 : 2020/6/4

更新日 : 2020/9/10

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新型コロナウイルスの感染を受けて、葬儀の形が変わりつつあります。従来の葬儀は密閉・密集・密接のいわゆる「三密」を満たしてしまうことから、離れた場所から参加できるオンライン葬儀が注目されているのです。今回は、オンライン葬儀を行う上での手順について解説します。

公開日 : 2020/6/4

更新日 : 2020/9/10

目次

オンライン葬儀が広まりを見せている

2020年に入ってから、葬儀場に集まらずにweb上で葬儀を行う「オンライン葬儀」が広まりを見せています。原因の1つとして挙げられるのは新型コロナウイルスの蔓延です。2020年4月~5月に日本全国で外出自粛が奨励されたように、今後も「在宅」がキーワードになっていくと予想されます。葬儀もその1つです。

 

オンライン葬儀では通夜や葬儀の様子をインターネットライブで中継し、パソコンやスマートフォンを使って無料で視聴することができます。新幹線や飛行機など「三密(密閉・密集・密接)」を避けて葬儀に参加できるのが特徴です。

 

通常の葬儀と違って日本全国の親族・友人が自宅で葬儀に参列できるメリットがある一方、対応する葬儀社が少ない等のオンラインならではの注意点も存在します。

オンライン葬儀のメリット

オンライン葬儀の大きなメリットは、日本全国どこにいてもインターネットを通じて葬儀に参加できる点です。そのほかにも、通常の葬儀ではできない「オンラインならではのメリット」がいくつも存在します。

 

ここでは、オンライン葬儀のメリット・特徴を紹介します。

芳名帳・香典がオンラインで処理できる

オンライン葬儀では、専用のページやアプリ上で芳名帳や香典のやり取りをオンラインで行えるのが強みです。参列する側としても受付で並ぶ・挨拶する手間を省くことができ、遺族側も受付に人を充てる必要がなくなります。

 

香典も同様で、オンラインによる決済システムを使ってweb上で送金することができます。そのため「香典袋を買う→筆ペンなどで名前を記入する」というプロセスを省略することが可能です。万が一、会場までの道のりで失くしてしまうリスクも軽減できます。

 

オンラインのデータで保管されるため、個人情報流出防止の面でも安心できます。

中継で遺族と会話ができる

通常の葬儀の場合、参列者がひしめく中で遺族と話すのが難しいこともあります。それが一部のオンライン葬儀であれば、メモリアルイベント中などを利用して遺族と中継をつなぐことができます。

 

そのほか、あらかじめ打ち合わせておいた時間帯にスポット的に中継をつなぐことも可能です。「葬儀には参列できないけど、一言お悔やみだけは伝えたい」というニーズに対応しています。

 

ただし、全てのオンライン葬儀サービスが中継に対応していない点には注意が必要です。会社ごとにサービス内容が大きく変わるため、事前に確認をしておきましょう、

オンライン葬儀の手順|通常の葬儀と変わらない

オンラインの葬儀と言っても、遺族・親族側の手順は通常の葬儀と何ら変わりません。オンライン葬儀を円滑に行うためには、通常の葬儀の流れ・手順を知っておくことが重要です。

 

オンラインを含む葬儀全体の流れを確認してみましょう。

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臨終・遺体の移送

故人が亡くなった場合、まず最初に発行される書類が医師による「死亡診断書」です。死亡診断書が発行されたら7日以内に市役所に提出し、代わりに「火葬許可証」の発行を受けます。

 

病院によってはご遺体を搬送する前に「末期(まつご)の水」を行います。末期の水とは、ご遺体の唇を脱脂綿やガーゼで潤す仏教儀式のことです。故人との血縁が濃い人の順番で、その場にいる全員が行います。

 

その後、できるだけ速やかにご遺体を自宅などの安置場所に搬送します。搬送先では近親者が出迎えるのが望ましいとされているため、できるだけ早く家族や親戚に死去の件を使える必要があります。

危篤状態になったらオンラインの相談を始めるのがベスト

葬儀社を決めるのは、通常は「臨終から市役所で火葬許可証をもらうまで」のタイミングです。ただし、オンライン葬儀を希望する場合は「親族のインターネット環境の確認」をはじめ準備することが増えるため、できるだけ早く動き出すのが望ましいです。

 

もしも病気によって危篤状態が続いているのなら、その段階で懇意の葬儀社にオンライン葬儀の意向を伝えるのがベストです。

枕飾り・納棺

自宅や葬儀社に遺体を安置した後は、菩提寺の僧侶の到着を待ちます。ご遺体の前で枕経(まくらぎょう)をして頂き、僧侶立会いの下でご遺体を棺に納めます。ご遺体は死に装束を施し、故人に愛用品などがあったなら一緒に収めます。

通夜

通夜とは、葬儀の前日に遺族・親族が集まり、夜を徹して遺体につきそうことで棺を守り、故人との別れを惜しむ儀式のことです。最近では、一般の弔問客を迎えたうえで2時間以内に終わる「半通夜」が一般的になりつつあります。

 

通夜をオンラインを執り行う場合、インターネット中継する以外は通常の葬儀と変わりません。

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葬儀・告別式

葬儀とは、故人の死を悼んで仏様や神様にお祈りを捧げる儀式のことです。日本ではほとんどの場合で仏教式ですが、神道やキリスト教を採用するご家庭もあります。また、ひと口に仏教と言っても宗派によって風習はさまざまです。

 

それぞれの宗派ごとの儀礼や礼儀作法については、菩提寺の僧侶に必ず確認するようにしましょう。

 

進行のしかたはオンラインでも通常の葬儀でも変わりません。僧侶による読経の後は火葬・収骨・会食と進んでいきます。オンライン葬儀では会食がない葬儀が一般的ですが、中継を通じて会食をするケースもあります。

参列する側が知っておくべき手順

オンライン葬儀で大きく違うのは、映像を中継することだけではありません。弔電など、すでに電話やネット経由で行うのが一般的ばものだけでなく、従来は参列者が持参する香典などについても、取り扱いが異なる場合があります。

香典

香典は、「現金書留用」の封筒で送ることができます。これは、オンライン葬儀だけでなく、通常の葬儀においても参加できない場合は同様です。また最近では「LINE」などのアプリを通じてオンラインによるクレジット決済サービスを提供する事業者もあります。

供花・供物

供物や供花も香典と同じく、従来の葬儀と同様の送付サービスを受けることができます。また、香典と同じくLINEなどを利用した決済サービスも出始めています。

 

なお、喪主側が管理画面から返礼品を注文することも可能で、参列者側と喪主側の両方の手続きをワンストップで処理できます。

オンラインを上手に活用して故人を見送りましょう

今回は、オンライン葬儀の手順・進め方について解説しました。オンラインの葬儀とはいえ、遺族が準備する手順に大きな違いはありません。基本的な葬儀の流れをあらためて確認しておけば、オンライン葬儀でもキチンと応用できます。できるだけ早い段階で、オンライン対応の葬儀社に相談を持ち掛けましょう。