【オンライン葬儀】ネットで葬儀に参列ができる!葬儀の流れをご紹介

公開日 : 2020/5/18

更新日 : 2020/9/10

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オンライン葬儀は葬儀場に行かなくても、ライブ配信された映像を通して葬儀に参加できる仕組みのことです。ネット葬儀サービスなどで徐々に普及し、これから増えていくことになるオンライン葬儀について、通常の葬儀の流れとの違いなどをご紹介します。

公開日 : 2020/5/18

更新日 : 2020/9/10

目次

オンライン葬儀とはどんなもの?

オンライン葬儀とは、葬儀社がYou Tube LIVEやZoomなどを使って葬儀のネット配信を行い、葬儀場に来なくても葬儀の様子を見ることができる仕組みです。You Tube LIVEではURLにアクセスすることでオンライン葬儀に参加でき、Zoomでは参加するのにオンライン葬儀のアドレスやパスワードが必要になります。

 

オンライン葬儀のメリットは、たくさんの参列者が集まる葬儀場に行く必要がないことです。新型コロナなどの感染症の予防策としても役に立ちます。また、遠方に住んでいて葬儀場にくるのに時間や費用がかかりすぎる場合にも便利な方法です。

オンライン葬儀の流れをご紹介

オンライン葬儀は葬儀場で実際に行われている葬儀のライブ配信なので、葬儀の流れは通常の葬儀と同様になります。しかし、オンライン葬儀ならではの機能もあるので、葬儀の流れと共にご紹介します。

遺族はオンライン葬儀を申し込む

遺族がオンライン葬儀を希望する場合は葬儀社に申し込みが必要です。葬儀社により使うシステムが違うので、オンライン葬儀に参加する方が使いやすいシステムか、よく確認してから申し込みをしましょう。使ったことがある方が多い、You Tube LIVEを使ったオンライン葬儀をする葬儀社が多いです。

 

また、葬儀費用にプラスしてオンライン葬儀の費用がかかる場合や、初めからオンライン葬儀専用のプランとして価格が設定されているものもあります。価格もよく検討してから申し込む必要があります。

 

オンライン葬儀の流れは一般的な葬儀と同じ場合が多いですが、葬儀にはオンラインで参加できても、火葬場や納炉にはオンラインでの参加ができないことが多いので葬儀社に確認が必要です。

参加者はオンライン葬儀の参加方法を確かめる

オンライン葬儀に参加したい場合は、遺族にオンライン葬儀の参加方法を確認します。限定した人だけに葬儀を後悔するために、You Tube LIVEでは専用のURLを教えてもらう必要があり、Zoomでは参加するのにオンライン葬儀のアドレスやパスワードが必要になります。

 

また、パソコンやタブレット、スマートフォンなどインターネットに接続することのできる端末とWiFi環境などが必要になります。葬儀は1~2時間程度かかるので、その間安定して動画を見ることができる環境が必要です。普段You Tubeをよく使われる方なら環境には問題はないことが多いです。

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葬儀は弔問客の受付から始まる

葬儀は弔問客の受付から始まります。一般的には遺族が受付することはあまりなく、遺族の近所の方や、亡くなった方の会社関係の方などにお願いします。葬儀に参列する場合は、まず受付で香典を渡しお悔やみの言葉を述べるのが流れです。

 

オンライン葬儀の場合は、専用システムを使ったクレジット決済により香典を渡すことができる場合もあります。遠く離れた場所の葬儀でも現金書留で香典を送る必要がないので、遺族に早く香典を渡すことができます。

 

便利なクレジット決済による香典ですが、香典は香典袋に入れて渡したいと思われる方には抵抗があるようです。その場合は、葬儀にはオンライン葬儀で参列して、香典は現金書留で香典袋に入れて送るという方法もあります。

参列者が着席したら僧侶の読経

参列者が式場に着席したら僧侶が式場に入り、司会進行係が開式の挨拶をして葬儀が始まります。オンライン葬儀で参加している方は、その様子をネット配信を通じてパソコンやタブレット、スマートフォンなどの画面で見ることになります。

 

その後、宗教によっても長さは違いますが、約30分程度の僧侶の読経があります。読経が終わると弔辞・弔電が読まれます。オンライン葬儀で参加している場合は、葬儀場の参列者と共にその様子を見て、亡くなられた方のご冥福を祈ります。弔電は葬儀社によりクレジット決済で送ることができる場合もあります

 

 

親族・来賓・関係者・一般参列者の焼香

弔辞・弔電の読み上げが終わると焼香がはじまります。焼香は亡くなった方と関係が深い方から順に行います。焼香は、親族(配偶者・子ども・親など)から始まり兄弟や親戚へと続いていきます。

 

その後、来賓や関係者(会社の上司や同僚など)が焼香をし、一般参列者(近所の方など)などに続いていきます。参列者の人数が多い場合は、抹香を香炉にくべる回数が少なくして時間を短縮することもあいります。

 

オンライン葬儀で参加する場合は焼香はできません。他の方の焼香の様子を見ながらご冥福を祈りましょう。

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僧侶が退場し遺族の挨拶

焼香が終わると僧侶が退場します。その後、遺族の挨拶(喪主がすることが多い)があります。遺族の挨拶は亡くなられた方の、生前の様子や遺族との関係、亡くなられたときの様子などが語られることが多いです。

 

オンライン葬儀で参加している場合も、この挨拶を見ることができます。葬儀の締めくくりとなる重要な挨拶ですので、葬儀場にいるつもりでしっかりと聞き、親族と共に亡くなられた方の冥福を祈りましょう。

閉式の辞

遺族の挨拶が終わると葬儀の閉式の辞が述べられ葬儀は終了します。司会進行役が「これをもちまして故○○○○殿の葬儀およびを終了いたします。この後に最後のお別れの後に出棺がございます。お見送りをされる方はもうしばらくお待ちください」などと案内をします。

 

喪主や遺族、親族は出棺の前に最後のお別れをし出棺となります。故人の親族や知人が棺を霊柩車まで運び、見送りをします。棺が火葬場に出発したら、喪主や遺族は見送りをしていただいた方々にお礼の挨拶をします。

オンライン葬儀を行なっている葬儀社

オンライン葬儀を行うにはカメラなどネット配信用のシステムが必要なので、全ての葬儀社で行なっているわけではありません。2020年5月現在でオンライン葬儀を行なっている主な葬儀社をご紹介します。

アイフィットさいきグループ(葬儀社)

アイフィットさいきグループは2020年3月よりオンライン葬儀サービスを開始しています。葬儀会場に最大で4台のカメラを配置して、You Tube LIVEを使って葬儀をネット配信するシステムです。

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株式会社つばさ公益社(葬儀社)

株式会社つばさ公益社は2020年5月1日より、つばさの「お葬式ライブ」の提供を始めています。You Tube LIVEを使ったネット葬儀サービスです。お葬式のライブ配信や、チャットツールを使った双方向コミュニケーション、オンラインストアからの香典手配、弔電手配、供物手配に対応しています。

ライフエンディングテクノロジーズ株式会社(システム開発)

ライフエンディングテクノロジーズ株式会社は、オンラインでの葬儀参列システム「スマート葬儀」を2020年6月より一般ユーザーと葬儀社に向けて発売します。葬儀社が独自にシステムを開発しなくてもいいので、比較的簡単にオンライン葬儀を導入することができます。

 

主な機能は「メールやLINEを使った逝去のお知らせ機能」「オンライン芳名帳機能」「クレジット決済による香典の受け取り機能」「クレジット決済による弔電、供花、供物機能」「WEB上のご香典返し機能」「故人を偲ぶ遺影・メモリアルアルバム機能」などです。

オンライン葬儀を利用して葬儀に参加しましょう

新型コロナなどの感染症対策をきっかけに、オンライン葬儀というシステムが浸透してきました。いままで、遠方で参列できなかった葬儀にも参加でき、葬儀を行う遺族にとっても、参列する方にとっても画期的なシステムと言えます。ぜひ、オンライン葬儀を利用してみてください。